2017/03/13

必要とされていることが嬉しいのです

株式会社アンカーマン        代表取締役 和田直人さん

<プロフイール>
神奈川県藤沢市出身
2008年早稲田大学在学時に単身ヨーロッパを放浪。現地の人に紹介してもらった場所にこそ知られていない付加価値の高いコンテンツが眠っていることに気づく。新卒で野村證券㈱に入社。エクイティ・セールスとして従事。2014年に同社退職後、「日本酒を世界へ」をビジョンに、多くの酒蔵のコンサルを行う㈱アンカーマンを設立。

高校時代、毎朝テレビで流れるお天気コーナーでのワンポイントレッスンの情報が面白く、地学を専攻していた大学時代。しかし授業も退屈だと感じ始めたそんなある日、初めて口にした「日本酒」に衝撃を受けた。「これまで知らなかった味。知らなかった世界でした」それは、初めて入り込んだ大人の世界だったという。日本酒の銘柄は約5万種類。これなら毎日違うお酒を飲んでも5万回の出会いがある!そう思ったそうだ。

しかし、お酒はあくまでも趣味の範囲。直人さんは卒業後、野村証券株式会社に就職する。いいパフォーマンスをすると昇給する。年収1000万、2000万も夢ではない。無我夢中で毎日を過ごし、歴代最年少タイ記録で役員賞を受賞。そんな順風満帆の中でもどこかで息苦しさを感じていた。組織の中では何も変えられない。そんな時に頭をよぎるのは、卒業間近の大学4年の時に他界した父親のことだった。それは突然の別れだったという。「人っていつか死ぬんだ」「一度きりの人生」「やりたいことをやろう」「常にエキサイティングな自分でいたい」考えれば考えるほどそんな思いが沸いてくる。

幼いころから、やりたいことをやってきたという直人さん。どんなことも自分で決めてきた。

「社長になろう」その思いは固まった。

2014年。株式会社アンカーマン設立。テーマは「日本酒を世界へ」。

大学時代に初めて口にし、そして出会ったあの衝撃。

多くの人が日本酒と出会ってほしい。ビールしか飲まないという人にもお酒の魅力を伝えたい。そしてそういう場を創造したい。

当時、訪日外国人が急増していたこともあり、彼ら向けに日本酒の魅力を伝えられないかと感じた。そこで直人さんは、外国人向けの蔵元ツアーをスタート。日本中の蔵元を訪れる毎日が始まった。

sake8

sake5

sake4

sake10

酒蔵ツアーを行っている中、蔵元さんたちから多くの言葉を聞く。いいお酒を造りたい。いい設備を導入したい。それには資金の調達が必要になる。その先にある売り先は?消費者は?プロモーションは?

蔵元さんたちが抱える多くの課題に直人さんは正面から向き合った。そして証券マンとしての経験を活かし《蔵元の経営支援サービス》を立ち上げる。蔵元さんたちに寄り添い資金調達などの課題を一つ一つ共に解決していくものだ。

sake7

sake9

 

最近、“ありがとう”“感謝しています”という言葉をかけられることが多くなってきたという。

 いろんな世界を知りたい。そして多くの人の役に立ちたい。今後は、大きな責任感を持って、一人でも多くの蔵元さんの夢を実現していくことが自身の夢でもあるという。

sake2

「今、マラソンにはまっているのです」

ホノルルマラソン出場を目指し、休日は走っているという直人さん。

 ゴールを目指し走り続ける直人さんに今後も注目していきたい。

sake

sake1

 

最新インタビュー

2017/07/12
グエン フォック クゥイ トウオンさん

2017/04/13
安 星 さんさん

2017/04/11
大島 嘉仁(おおしま よしひと)さんさん

2017/03/28
MAIKOさん

2017/03/13
株式会社アンカーマン        代表取締役 和田直人さん

バックナンバー